タバコの煙の中には数多くの化学物質が含まれていますが、その中でも有害物質とされているものが200種類以上も含まれています。その有害物質がタバコの煙として肺の中に入り込み、そこから血液を介して、体全体に広がっていくというわけです。
タバコによる健康被害というと一番に思い浮かぶのは肺がんかと思いますが、喫煙が原因とされるのは肺がんだけに留まらず、咽頭がん、食道がん、そして胃がんの原因とも言われています。
これは、タバコの煙の道筋を考えてみれば納得できるのではないでしょうか。
タバコの煙は口から入って咽頭を通り気管、気管支を経て、肺へと辿り着きます。また一部の煙は食道へと進んでしまい、そこから胃まで到達すると考えれば、その道筋すべてにがんの可能性が出てくるというのはもっともなことだと思えますね。
またタバコの煙には、喫煙者がタバコからフィルターを通して直接吸い込む主流煙と、タバコの火がついている部分から立ち上る副流煙とがありますが、フィルターを通している主流煙に比べ、フィルターを通らない副流煙には、有害物質が非常に多く含まれています。
副流煙は喫煙者の周りにいる人々も吸い込むことになります。そのため、その副流煙による健康への影響が問題となっています。
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